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COST

家づくりに必要なお金

これからお家づくりを検討の皆様へ。お家づくりに必要なお金の知識について、これだけは知っておいていただきたいことがあります。それは、住宅購入には本体価格以外にも必ず必要になる費用(いわゆる別途費用)があります。別途費用を予算に組み込まずに、家の本体価格だけで予算いっぱいまで使ってしまうと、後々予算オーバーになってしまいます。これから住宅会社に見積もりを依頼される際には、以下に挙げる項目について必ず見積もりに含まれているかを確認ください。

01 既存住宅の解体費用

中古住宅を購入して建て替える場合、既存住宅の解体費用が発生します。近年ではアスベスト問題から、ひと昔前と比べて解体費用が高くなる傾向にあります。

02 地盤調査費用・改良費用

新しく建物を建築するために地盤の強度を確認して、必要に応じて地盤強化をしなければなりません。この際に発生するのが、地盤調査費用と地盤改良費用です。

03 新しい家の設計費用

設計士がお客様の希望に沿って、図面を作成するための費用です。

04 確認申請費用

確認申請とは、設計した建物が法律を守って計画されていることを公的機関に届け出る手続きのことです。

05 火災保険料

住宅ローンの借り入れと合わせて、火災保険料についても確認しておきましょう。火災保険料は、建物の床面積や構造によって異なります。

06 仮住まい、引越し費用

建て替え工事の場合、工事着工から引き渡しまでの数カ月分の仮住まいが必要になります。新築工事の場合は1回の引っ越しがありますので、引越し費用についても全体予算に含めておきましょう。

07 屋外給排水工事、電気工事、ガス工事

水道、電気、ガスなどの公共インフラを付近の設備から建物まで引き込むための工事費用です。特に公共インフラが十分に整備されていない土地を購入してしまった場合には、これらの費用が想定以上に膨らんでしまう可能性が高いです。そのため、土地購入をされる際には、まず住宅会社に土地購入を相談するようにしましょう。

08 エクステリア工事

エクステリア工事にかかる費用は、土地の大きさや植栽計画によって大きく変動します。住宅会社が作成した見積書に外構費用が含まれていなかったために、結果的に予算オーバーになってしまうケースが多く挙げられます。また高低差のある土地や境界線がはっきりしていない土地では、想定以上に工事費用が膨らむ場合もありますので、必ず住宅会社に確認するようにしましょう。

09 インテリア、アンテナ設置

カーテンや照明器具、エアコン、アンテナなどの設備機器は、お客様によりご要望が異なるため、建物本体価格に含まれていません。また、一部住宅会社では見積書にも記載がない場合がありますので、資金計画の時点で必ず全体予算に含めるようにしましょう。

10 登記費

建物を新築した場合、住宅の表示登記と保存登記を行う必要があります。登記を行う際には、土地家屋調査士や司法書士が手続きを進めるため、建物本体費用とは別の費用が発生します。

11 地鎮祭、上棟式の費用

地鎮祭や上棟式は、お客様のご要望に合わせて行われる行事です。たとえば地鎮祭にて玉串料、上棟式にてご祝儀を関係者に渡される場合には、本体費用とは別の費用となりますので、全体予算として計画しておきましょう。

以上が新築住宅の購入における建物本体以外にかかる主な費用です。このようにいくつか別途費用があるため、住宅会社が作成した資金計画書や見積書に各項目が含まれているかを確認しましょう。